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前の職場で作ったマニュアル

 思い出したようにアップしたい、このマニュアル。前職場で作ったものなんですね。なんで作ったかというと、自分が有休を取る際に担当部署をまともにできる人がいねえからですよ! 当時、社員のH本さんは大事な手術で休んでたし、元々やってたWさんは失踪しちゃったし、じゃあMさんはってえと50代後半でありながら理解といふものを諦めた生物なので、ならばアホでも分かるマニュアルを作って、それを見ながらやってもらうしかねえな! という考えに至ったわけです。


 当然ながら無償です。まあそれはいいのだ。問題は、これを社員のT岡に渡しても「スティックメモリ読み込めなかった」とか「印刷できなかった」とか抜かして結局日の目を見ないまま終わったってことですよ。マ〇〇モのPCはMSXか何かか!? あと各部署の机にはプリンタがあるのに、印刷するのは事務所のプリンタしか許可しませんってどゆこと!? 非効率的だったらありゃしません。だだっ広い工場内から靴履き替えて事務所行ってって、考えられます?


 とりあえず寒い日に寝ながらノートPCで文字だけ打ち込んだマニュアルをどうぞー。基本的に工場内は私物持ち込み禁止なので、ボタンの位置や機械の名称なんかは全て記憶して記載しました。多分ちょっと間違ってるよー。なんの役にも立たないけれど、当ブログはこんなこともあったなーって回顧録の代わりでもありますんでね。


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【作業前に必要なものを揃えよう】


①蒸煮予定表
 その日1日における蒸煮予定が記載されている用紙。これがないと何を蒸煮すればいいか分からないため、絶対に必要な書類だ。用意したら、まずは誤字、脱字がないかチェックを行うこと。誤りや疑問があれば、すぐ担当社員に質問、報告しよう。蒸煮設定を間違えたまま出荷すると、大問題につながります。



②蒸煮記録表
 蒸煮の記録を残すための用紙。現場責任者はこれと蒸煮釜のチャートを照らし合わせ、記録通り蒸煮されているか確認している。よって誤字、脱字は禁物だ。取引先のお客様に提出するため、字はハッキリときれいに記入しよう。なお1ページ目のみ安全扉のチェック欄があるためレイアウトが異なる。間違いのないよう注意が必要だ。個人的にはなぜこのような仕様にしたのか甚だ疑問である。間違いが起こりやすいし、印刷の手間もかかる。作り手のセンスを疑ってしまう1枚だ。



③プレート
 薄削り用、佃煮用の蒸煮済み原料に使用する鉄板。厚削り用以外の原料は放冷を行い、翌日に削成するため、使用者がそれらを混同させない、しっかりと判別させることが目的だ。プレートには上から「蒸煮日」「原料名」「削り品名」「屋号」「ロットナンバー」「箱数」を油性マジックで記載する。ロットナンバーは、作業の工程で担当社員がパソコンで原料を検索するため、間違いのないよう記載すること。

※原料の判別が目的なので、厚削り用でも一時的に使用することがある。削成室が似たような原料で溢れている際は、しっかりとプレートを記入し、担当者の混乱を招かないようにしよう。


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【蒸煮釜を操作するにあたって】


 蒸煮釜を操作するには、まず各部の操作方法を覚えよう。バルブにボタンと様々な操作箇所がありますが、まずはそれらの名称、目的を把握していくことが肝心だ。


【バルブ】

①バルブ(釜側面)
 作業を始める際には、まず釜の内部に熱を送るため、側面にある3ヶ所のバルブを開放しよう。ここを開放しなければ、いつまで経っても釜内部の温度が上昇しない。実に重要な箇所だ。


②バルブ(T字パイプ)
 煮汁の採取や、ブローの際に排水を行うために使用。向かって左側が煮汁採取用、右側が排水用だ。後述するが、ブローもまた重要な操作なので、しっかりと覚えておこう。


③バルブ(釜正面、上部)
 釜内部の温度や圧を上昇、下降させるために使用。締めれば上昇し、開ければ下降するので、作業の工程により状況に応じて使い分けよう。



【制御盤】

①処理開始(ボタン)
 蒸煮処理が開始される。設定に間違いがないか、しっかりと確認してから開始しよう。


②処理停止(ボタン)
 蒸煮処理が停止される。【処理完了】ランプが点灯したら、速やかに処理を停止しよう。好ましい行為ではないが、設定の誤りがあった際などにも使用する。


③扉開放
 点灯中は台車の安全装置が解除される。つまり台車の操作が可能となる。そして、この間は蒸煮が開始されなくなる。


④台車入・戻(ボタン)
 【台車入】を押すと台車が釜の方に向かい、【台車戻】で釜から出てくるよう動作する。なお、釜近辺に存在する安全扉がしっかり閉まっていないと、安全装置が作動し、台車は動かない。台車が誤作動すると大事故につながるため、安全装置は複数箇所に存在する。

⑤安全ピン解除可
 点灯中は、釜上部にある安全ピンの解除が可能となる。安全ピンとは、扉を閉めるための重要な箇所である。ここが解除されていると、蒸煮処理は開始されない。


⑥安全ピン開・閉(ツマミ)
 【開】で安全ピンが解除され、釜の扉が開くようになる。この間は蒸煮処理が開始されない。【閉】で安全ピンが作動し、釜の扉が固定される。この間は蒸煮処理の開始が可能。蒸煮の際は必ず【閉】にしておこう。


⑦ブザー停止(ボタン)
 蒸煮処理が終了した際はブザーが鳴る。それを停止するためのボタンだが、処理自体は停止されないため、特に使用することはない。


⑧温度設定(ボタン)
 蒸煮温度を管理するための重要なボタン。数値の変更を行うには、まず【MODE】を押す。そして【△】【▽】で温度の設定を行い、再び【MODE】を押せば設定が完了する。


⑨時間設定(ボタン)
 蒸煮時間を設定するための重要なボタン。それぞれデジタルの下部にボタンが対応している。【+】【-】を押すことによって数値を上下させる。基本的に使用するのは分単位のみで、一の位と十の位の2ヶ所である。


⑩熱量計
 本機は、盤面右下の液晶画面によって蒸煮温度と時間が随時管理されている。記録を改ざんすることは不可能なので、誤りがあれば現場責任者にすぐ報告、相談すること。作業終了後は、結果を現場責任者がプリントアウトし、工程に誤りがないか確認を行う。



※時間の設定、チャート画面だが、数年前はアナログだったため、チャート紙にしわが入って上手く記録されなかったり、蒸煮時間が分かりにくかったりと苦労したこともあった。現在はそれが大幅に改善されたため、非常に作業が行いやすくなっている。


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【蒸煮の流れ】 
 各操作部分の位置、効果を覚えたら、いよいよ蒸煮だ。ここでは順を追って説明していこう。


①熱を通そう!
 まずは釜に熱が通るよう、釜側面のバルブを開放しよう。3ヶ所全てのバルブを開放すれば完了だ。これで熱が通らない場合は、ボイラーが停止している可能性があるので、ボイラー室を確認しよう。


②釜内部を殺菌しよう!
 これを「ブロー」と言い、作業上では重要な役割を担う操作となっている。制御盤で温度設定を【103度】【3分】に設定し、釜には何も入れず【空炊き】を行おう。


③予定表をチェックしよう!
 当日の蒸煮予定をチェック。誤字脱字がないか、あれば速やかに報告しよう。


④蒸煮記録表に記入しよう!
 蒸煮する原料を記録表に書き込もう。原則として、いちどに入れて良い原料は削り品名で2種類までとされている。当然、蒸煮温度や時間の異なるものを同時に入れてはならない。


⑤原料を台車に乗せよう!
 記録表に書き込んだ原料を用意し、台車の上に乗せよう。原料を2種類以上乗せる場合は、それぞれ混同しないよう分かりやすく配置することが肝要だ。最大で16箱乗せることが可能。


⑥蒸煮温度、時間を設定しよう!
 制御盤に、記録した通りの数値を設定しよう。温度は右上のデジタル部分下にある【MODE】を押せば設定できる。そして【△】【▽】で温度を設定し、もういちど【MODE】を押せば設定完了。時間は、温度計の下部にあるデジタルを操作することによって設定。デジタル部分下の【+】【-】が各数値に直接対応している。簡単に変更できてしまうため、蒸煮中には触れないようにしよう。


⑦ダブルチェックを行おう!
 記録、設定に間違いがないか、社員と2人で読み上げチェックを行おう。担当者はハッキリとした声で読み上げを、社員はレ点、サインを忘れずに!


⑧台車を釜に入れよう!
 原料を乗せた台車を釜の中に入れよう。釜の扉を全開し【扉開】ランプを点灯させ、安全扉を閉めれば準備完了。【台車入り】ボタンを押せば台車が釜の中に入る。ただし途中までしか入らないため、残りは手で押して入れよう。


⑨台車を戻そう!
 このままだと扉が閉まらないため、今度は台車の接続部分に入っているピンを外し、その後に【台車戻り】ボタンを押して台車を戻そう。その際、台車のレールに繋がっているブリッジを立てても大丈夫な距離まで戻すこと。ブリッジは、立てたままだと前に倒れて扉を損壊する恐れがあるため、チェーンでしっかりと固定しよう。


⑩扉を閉めよう!
 扉を閉める際は、釜と扉の凹凸にきちんとはめ込むこと。今度は扉横のレバーを下ろし、制御盤の安全ピン【入】にツマミを回そう。安全ピンが入れば蒸煮処理の開始が可能になる。


⑪蒸煮を開始しよう!
 【処理開始】ボタンを押せば蒸煮が開始される。


⑫釜内部の圧力と温度を上昇させよう!
 釜内部の圧力を上げなければ、温度は110度までしか上がらず、蒸煮は永久に完了しない。そこで釜上部、扉のバルブを閉めて温度を上げていこう。閉めるタイミングは設定温度の20度手前。たとえば120度に設定しているなら100度でバルブを閉めよう。早く閉めてしまうと温度が120度に到達しないので注意が必要だ。


⑬処理を停止しよう!
 蒸煮終了でブザーが鳴り【処理終了】ランプが点灯。【処理停止】ボタンを押せば蒸煮完了だ。


⑭釜内部の圧力と温度を下げよう!
 安全ピンのロックを解除するために、釜上部、扉のバルブを開放し、釜内部の圧力を下げよう。蒸気が抜け、扉上部にある圧力計の数値が一定まで下がれば【安全ピン脱可能】ランプが点灯する。そこで安全ピン【戻り】にツマミを回そう。これで扉が開放可能だ。


⑮扉を開放しよう!
 安全ピンが解除されたことを確認したら、今度は扉側面のレバーを上げて扉を開放しよう。その際に釜内部から蒸気が放出されるので、顔を近づけないこと。


⑯原料を取り出そう!
 扉を開放したらレールを準備し、台車を接続しよう。そして釜のそばにある安全扉を閉め【台車戻り】を押せば原料が取り出せる。


⑰原料を下ろそう!
 原料を下ろす前に、まず手袋をアルペットNVで消毒しよう。そして原料を下ろせば一連の作業完了だ。2種類以上の原料を積んでいる場合は、異なるもの同士を混同させないよう注意しよう。

【蒸煮においての注意点】
 ①~⑰までの動作を予定が終了するまで繰り返すのだが、それに関して注意点がある。原料の中にも特殊な例が存在するのだ。


①サバとアレルゲンの存在

【サバ】にはアレルゲンというアレルギー成分が含まれており、他の原料と同時に蒸煮することが不可能(関西風削りや薄厚など、例外も存在する)。さらには他の原料(鰹、イワシ等)の蒸煮に移行する際、必ず【ブロー】を行わなければならない。

※【ブロー】とは、釜に何も入れず【103度】【3分】で蒸煮し、内部を殺菌する動作である。蒸煮終了後は、床にあるT字パイプの右側を開放し、汚水を排出しよう。完了したら記録表の【ブ】の部分にレ点でチェック。



②鰹中厚の存在

 削り品名【直火中厚】や【MC64中厚】などは、鰹Mと鰹Cを同時に蒸煮しなければならない。前者は1:1、後者は3:2の比率で蒸煮しよう。


※例

 【直 火 中 厚】鰹M=8+0(144kg)、鰹C=8+0(144kg)
 【MC64中厚】鰹M=6+0(108kg)、鰹C=4+0(72kg)



③優先順位の存在

 原料は、薄削り、佃煮用などは翌日に削成するが、厚削りは当日なのでまずはここを優先して蒸煮していかなければならない。遅れが発生しないよう効率よく蒸煮していこう。基本的には予定表の上から順に蒸煮していくことになる。なお薄削り、佃煮用には決められた順番がないので効率のよい組み合わせで蒸煮しよう。



④同時蒸煮における制限の存在

 効率よく蒸煮していくためには、複数の原料を蒸煮しなければいけない状況が発生するが、その際に注意しなければいけないのが同時に蒸煮可能な原料の種類だ。基本的に削り品名で2種類までと決められているので、その点には注意しよう。



【蒸煮温度・時間早見表】



◎厚削り用

【 鰹 】***度**分
【イワシ】***度**分 ※薄厚はサバと蒸煮が可能
【サ バ】***度**分

【関西風削り・ムロアジ】***度**分 ※サバと蒸煮が可能
【関西風削り・宗田CF】***度**分
【関西風削り・ 鰹 C F】***度**分

【宗田SE】***度**分



◎薄削り用

【鰹  C】***度*分
【鰹 CP】***度*分
【鰹AH】***度*分
【シビ荒】***度*分 ※佃煮用原料と蒸煮が可能



◎佃煮用

【鰹 A H】***度*分
【鰹 S H】***度*分
【鰹MH】***度**分 ※厚削り用原料、宗田と蒸煮が可能
【宗 田】***度**分 ※鰹MH、厚削り用原料と蒸煮が可能
【サバC】***度**分



 薄削り、佃煮用の原料は、蒸煮終了後、放冷所に置いて原料を冷ますこと。そして作業終了後に各部署へと運び込もう。作業及び清掃中に運び込んでしまうと粉末や異物の混入する恐れがある。
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転職物語その後

年末ですねえ。鰹節工場や段ボール工場は、この時期土曜の休みがなくなって忙しかった。いや、段ボールは仕事多くてもそんな残業なかったなあ。さてさて、弊社はというと、年中バランス良く土曜休みがありまして、言うほど年末っぽくなかったりして。コロナのせいでもあるんでしょうけどね。


そんなわけで本日は、転職物語その後。あの人物たちはどうなったのか、かなりどーでもいいコーナーになっております。


◎M野さん…相変わらずT口にイビられていたらしいけれど、59歳で退職。表向きには膝を悪くして辞めたことになっています。真相は誰にも分からないのだ。うっかり入信させられたカルト宗教との付き合いは、まだ続くんだろなあ。


◎T口…5年くらい前から辞める辞めると言っているはづが、まだ辞めてないらしい。相変わらず伊予市は〇〇ガイしかいないとか、工場には変なのしかいないとか言っているみたいだけども、あなたが言うことではないとみんなが思っているんじゃないかしらん。新しく入ったパートのおじさんをM野さんに引き続きイビっているそうな。そして仕事はサバの内臓除去と変わらず。仕事に飽きたらフラフラしては他の人間にちょっかい出しては迷惑がられている。肝心の仕事はできておらず残業に巻き込まれる人多数だそうですけど、M好本部長が辞めさせないからなー。


◎M田さん…真面目に仕事しているけれど全然報われていない模様。高齢のため、年々身体の痛む箇所が増えている。こんな会社に入らなければ、も少しマシな生活ができたと思いますね。会社はもっとどうにかしてあげて欲しい。


◎T中…知らない。やっぱり漢字は読めない模様。


◎O部…自分より1年早く辞めて、電気工事の会社に入社。しかし最初の方は免許なしで仕事してたみたいだけど、大丈夫なんですかね。四国中を飛び回っているため、休日はあまりないそうな。相変わらず上の人がー先輩がーとか、金のないスネ夫みたいな奴である。上より先輩より、本人はどうなんだろなあ。


◎K下さん…工場長とモメて辞めるも、大手の工場へと滑り込むことに成功。しかしコロナ禍の影響により、リストラの憂き目にあってしまう。それでも運良くその大手の下請け会社に入ることができ、なんとかなったようで何より。完全週休二日制で、残業ほぼ無しとのこと。ただし手取りはすげえ少ないんだって。あと、酒の量は鰹節工場の頃より減ったみたいで少し健康になってました。彼とは今でも一緒に釣りに行ったりします。


◎K谷工場長…知らないけど、少し高いヅラを被ってることは知ってます。T口がバラしてたよ!


◎AO木部門長…相変わらずパートを見下したりしているみたい。削り節に素手を突っ込んでいたことを最近聞いた。


◎H本さん…50万円分のチキンを管理ミスにより台無しにしちゃったため、本社に異動させられました。けど本社って設備がしっかりしてて残業も元いた所より少ないし、むしろいいところに飛ばされたように見えるんですけど…? そういえば今年で60歳だったっけ。

転職物語23

楽しい人たちにまぜてもらって、架空の新聞記事を書かせてもらった。すごく楽しかった。出来上がったものはプリントして宝物にしました。サイズ大きいから、収納する器具が必要だ。


そんなわけで本日は、転職物語。2社受けてみる内の、まずは1社目といったところからですね。


そこは松山の会社であり、ぼちぼち混む道路を通るので早めに家を出て、どれくらいで到着するか時間を測ったりもしました。ええ、受かった時のためにね! ヒュウ~すっげえ前向き! まるでこれまで面接に落ちたことが嘘の…よう…だ…(肩を落としながら)。いや、面接で落ちたの1回だけだし! あとは…書類で…(膝を落としながら)。


駐車場を確認。事務所に入ると、少し広い応接室に通されました。あれ? なんかブラック企業にありがちなポスターが貼ってあるぞ? ほら、例のいらすとやみたいなので、やる気、元気! とか書いてあるやつ。少々不安になるも、面接にはなんと、自分1人に対し社長、副社長、工場長、えらい人の4人で対応してくれました。うおお、こんなの初めてぇん!


しかし面接の苦手な自分です。あああ、なんとかプラネットの時みたいにおふざけしちゃったらどうしよう、なんて。鰹節工場の話題になったら悪口しか言わなくなりそうだから、自制しなくては。ライター時代もあまり褒められるようなことしてないなあ。…ツッコまれたら喋れないことだらけではないか!


けれどもそんな不安とは裏腹に、社長と副社長は優しく話しかけて下さいました。おお…神と仏がこんなところにセットでいたとは。まさに聖おじいちゃん。ちなみに志望動機を聞かれた時は、パートではやっていけないので…と正直に答えようとしたところ、全てをお見通しだったかのように社長が「正社員になりたいんじゃろ?」とにこやかにフォローして下さって。この方には絶対を嘘つけないなと思った次第です。


そして工場見学。工場長が中を案内してくれるんですが、ええっ!? アイコスくわえながら!? 周りにもタバコくわえながら仕事してる人がいたりするし、相当おおらかな職場ですね。


(※さすがに書かなくても分かると思いますが4月1日以前の話です)


やっぱり工場は落ち着きますね。薄暗い場内に、ほどよく錆びた鉄柱や、使い込まれた機械たち…。これでマシントラブルと労災さえなければ素敵な職場だと思いました。


そして再び応接室。今度は、42歳の給与はこうなるよーとか、交通費はいくらってお話だったんですが、これって…採用!? え? いつから来るかって!? 採用ダーッ! やったー。ついに6年間のゴミパート生活を経て、素敵な会社への転職に成功しました。しかも交通費多め。これに関しては副社長が「多いのは分かっとるけど、小遣いにしーや」とフォロー。ううう、至れり尽くせり。鰹節工場がアレな職場だっただけに、喜びもひとしおでした。


喜びすぎて、帰りに車を少し擦ってしまったもんねー。


そしてその日の晩、忘れかけてた煮干の会社から電話が来て、生産部門はどうでしょうかと打診があったけれど、当然お断りさせて頂きました。


翌日はすぐさまAO木部門長…は無能だし、口も聞きたくないので、工場長に辞めることを伝えました。しっかりAO木の暴言も伝えておいたからね! そして最後の日に、工場内でいちばんお喋りなM川というオバハンにも、AO木の歴史を長きに渡って伝えておいたんでよろしくー。


そんなAO木は、自分が辞める日の朝、なーんにも触れずに朝礼を終えました。これね、通常ならば辞める人が一言なり挨拶するもんなんですよ。あららーおとなげないなー。さすが、喧嘩をしない不良I川の腰ぎんちゃくごときでドヤってただけあるねー。


以上で、ゆたかさんの転職物語は終わりを告げたのであった。めでたしめでたし。

転職物語22

今月四連休があるよ! どっか行きたいとかは、まだ駄目っぽいですかね。島根のコウラン行きたい…。


そんなわけで本日は、転職物語です。鰹節工場のT中とT口は、自分が転職に失敗するたびホッと胸を撫で下ろしてたよ。T中に至っては落ちろ落ちろと顔を合わせるたびに言ってたんだから、ろくなもんではありませんね。自分がいなくなると寂しいからとは言ってたけれど、さあどうだかなあ。当時のフォロワーみたいに、自分がパート中年のままでないと困る勢だったりして。だから今回の面接は、コイツらに言わず、内緒で受けることにしました。しかし、当時の自分の周りって疫病神みたいなのばかりでしたね。今は楽しくやれてるから、ホントに良かった…。あのままパート中年でいたらと思うと!ぞっとしますわ!


次に選んだ面接先は、伊予市内にある会社! 業務内容は…実はあまり理解できませんでした。どうも曖昧な表現で誤魔化されているような文章でした。わたしたちで弊社の売上を伸ばしていきましょう! みたいな感じ。要するに営業企画課? ちなみに学校給食用に煮干しなんかを作ってたりする。これを売って行けということか!? よく分からないが、なんでもやってみないとわからんでしょ! やるよ俺は!


とは言っても不安ですよね。求人票担当は文章力を身に付けたまへ。しかしこの会社がめんどくさいのでした。履歴書の他に、職務経歴書も書けってさ。そんなん書いたことないっての! 煮干しにそれが必要ですか? やべえな、入ったら入ったで、本人たちも意味が分かってないカタカナ言葉を多用する職場かもしんない。まあ背に腹はかえられないので、一応書いて送っておきましたが。


さて、ここで1社だけにしておくと、落ちた時にまた時間がかかっちゃいますね。おじさんはもう学習しましたから。そんなわけでもう1社の面接を取り付けておきました。ここは面接の日に履歴書持ってきてーって、かなり話の分かる会社のようです。


大体ね、面接官は自分が受ける立場に立ってものを考えた方がいいと思いますよ。履歴書と面接はワンセットがいちばん楽でよろしい。


そんなこんなで1社目の連絡が来ないまま、話の分かる2社目の面接日がきたのでした。一体、どうなっちゃうの~!?

転職物語21

梅干しがいい具合に漬かりそう。


そんなわけで本日は、転職物語。次に見つけた転職先は、アメニティを作り、ホテルなどに卸す会社でした。海物語みたいな社名でしたね。工場でモノを作り、そしてそれを得意先に運搬までが業務内容みたい。


さっそくハローワークの係員さんに面接などの日程をセッティングしてもらっていたところ、先方から力仕事は出来るかと聞かれたようです。もちろん、はい! って答えますよね。毎日鰹節40キロを上げ下ろししてるんだから、ハブラシやタオルがいくら来ようがなんともないぜ! ここは土曜休みの会社だし、なんとしても入っておきたい!


そして履歴書を書き、送る。今までのパターンだと割かし早めに電話なりで連絡が来ようものだけれど、ここは不安になるくらい遅かった。2週間くらいかかったのではないかしらん。やっと返事がきましたよ。封書で。面接の日取りくらい、電話で簡単に連絡できると思うけどなーって開封したら、おっこちてましたわ! 一体なぜえ!? 見た目がかわいくて、力仕事できそうにないからか? あとは、履歴書書いた日はいつもの巻き込み残業で心身ともに疲れてて、少しハンコの押し方を失敗したから? あと、リフトをリストって書いちゃって、はみ出たところを修正液で直したからじゃろうか…。とにかく、面接を受けずに落ちてしまったのでありました。


はっきり言って、鰹節工場で働きながら転職を企てるのは、結構しんどいことになります。低賃金だから貯金は増えない、先立つものがない。残業前提の生産計画だから、仕事のできる人間は絞りカスになるまでこき使われるから体力がない。仕事のできない人間の尻拭いをしていて精神力が削られる。もう一度入ったら足抜けさせないシステムが出来上がってるわけですよ。だからみんな…こんなとこ入っちゃ駄目だ!


さて、次はどこにしようかしらん。なんて思ってたら面談の時期がやってまいりました。この会社は、パートに対し絶対金を寄越さないマンなので、やべーマニュアルによって時給の管理がされています。


以前書いたかもしれませんが、要は「この部署できたら〇円アップ」「休日出勤応じたら〇円アップ」というマニュアルに沿って昇給が行われているのです。ちなみにリフトの免許持ってても時給は30円しか上がんない。毎日フル稼働で大活躍していたにも関わらず、ずーーーっと上がんないのね。それがこのマニュアルのやべーところなんですよ。


だからある程度ベテランになってくると、もう伸びしろがありません。ちなみに工場内の全ての仕事(事務含む)が出来ても最高1100円くらいだったと聞きます。そんなに仕事できたら社員いらんだろ!? むしろここにいたらもったいない人材だっての。


自分の場合は、汚れる、キツい、熱い、残業必至の蒸煮釜担当だったのですが、誰もやりたがらないので部署の異動もなく、そうなるとマニュアル的には時給の上げようがない。それで1年以上昇給がありませんでした。糞ですわ!


そもそも工場長がK谷(ヅラ疑惑)に代わってから、横着して面談を無能なAO木にしたからさあ大変ですよ。こいつ、呑み会で「俺、他人に興味ねえから!」と叫んじゃう奴ですよ。お前も他人に興味持たれてねえよ! そんな人間ですから、パートがどんだけ低賃金で苦しんでいても「マニュアルですから」の一言で終わります。前の工場長だったら、なんとかして上げてくれてたんですけどもね。


酷い時なんて、面談なしで契約書だけ持ってきて「これにハンコ押して」で終わらせますからね。聞いてますかー本社のM好本部長ー。AO木部門長、全然仕事してませんよー。


あまりにも酷い有様ですから、今回は食い下がりました。しかし全く首を縦に振りません。こちらとて、もう6年もパートやってるんですよ? 普通なら3年くらいで社員にするとか言うんじゃないんですか? 会社としておかしいですよ! と言ったら「じゃあ言ってくださいよ!」と逆ギレしてきよりました。わあ、無能ここに極まれり。


もう暴れてやろうかと思いましたけれど、ここは大人しくひいといて、あとからこっそり他社の面接を受け、採用された時にAO木のやったことと一緒に工場長にぶちまけてやろうと誓ったのでありました。いや本当に糞でしたね。


ここの鰹節は、もう何年も食ってません。だって、中の人見たら食えないよーん。

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