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MSXをはじめてからのお話

髪を上げなきゃいけなくなったようじゃ。最後にオールバックにしたのは、気の遠くなる昔の話。どうやってしてたっけなーと、てきとーに安いジェル買ってみたり。


そんなわけで本日は、昔むかしのお話さ! MSXを購入してからちょっとくらいかなー。もう購入した当初から市場は焼け野原で、MSXのソフトといったら光栄が他機種のついでに出す、ソフトベンダーTAKERU(ディスクライターみたいなもの)で適当に昔のディスク対応ソフトを出すくらいで、僕はとにかくゲームに飢えていたわけです。


ですからもう、BASICマガジンにMSXFAN、MSXマガジンなぞ専門誌の掲載プログラムをワーッと打ち込んでは遊んでましたよ。ベーマガのプログラムは、何ページもあって長いものが多かったなあ。そのぶん、質の高いものばかりでした。投稿プログラムにもブームってなもんがありまして、シムシティが流行っていた時は、それモドキのプログラムが各誌に掲載されてみたり、格ゲーブームの際は…もうその頃にはMSXFANくらいしか残ってませんでしたね。付録ディスクなんてものがつくようになりまして、プログラムをわざわざ打ち込む必要がなくてずいぶんと楽になりました。


投稿プログラムの格ゲーといえば、スト2のリュウもどきが戦うS-FIGHTERや、多彩なキャラが魅力のTHEかくとうなど、MSXでもこれだけやれるんだ! といった底力を見せつけてくれました。


MSXで格ゲーを作るってのはね、非常に難しいんです。快適な動きと、爽快なコマンドレスポンス。この2点が難関なのだ。現代風にわかりやすく喩えると、低スペックのPCでFPSのゲームが快適に動くかね? といったもんですよ。ですからまず、ゲーム性に影響しないグラフィックを削ぐ。ドット絵は重くなるから小さくするなり、廃止する。ドット絵を廃止するなら何を使用するかというと、スプライトという単色の四角い粒を使用するわけです。これが軽い。低スペックマシンであるMSXの格ゲーといえば、大体これで作られておりました。


ちなみにボビ蔵という方のこしらえた格ゲーは、32×32だかのドット絵を採用しており、見た目は綺麗だったんですが、動きの重いこと重いこと。初代ストIIの半分程度の速度でした。キャラがジャンプをしようが攻撃を出そうがハエの止まるような動きしかできない。ドカベンの不知火も裸足で逃げ出す超遅球であります。これはNVマガジンという、現在札幌でゲーム屋を営んでいる今村秀樹が発行していたディスクマガジンに掲載されておりました。こいつをプレイした僕はといえば、作り手の苦労なぞ知らぬ顔、アンケート用紙に酷評を書き綴ったとさ。若さゆえの過ち…なんでしょうか。


その後、福岡のげぬいねネットワークというサークルの事務所(?)にてボビ蔵氏本人とお会いしまして、そこにいた面々と麻雀を打ったわけですが、彼の捨牌が遅いのなんの。やんわりそれを指摘すると、烈火のごとく罵詈雑言を浴びせてきたわけですが、当時はなんというキチガイ眼鏡パーマだ!? と思っていたんですが、恐らく僕がアンケートで酷評してたのを知ってたんだろなあ…と今になって考えちゃった。


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