転職物語01
最近、ちょいと食べ過ぎなので、おやつ控えることにしました。もう太らねえからな~!?
そんなわけで本日は、風呂入っている間に5行ずつくらいでも書こうと思い立った転職物語をば。完全に自己満であり、単なる備忘録なので、誰も得しないコーナーです。
さて2013年、愛媛に帰ってきても無職でブラブラしていてはどうしようもないと、入ってみたのが某鰹節工場でした。最初はパートとして入ったけれど、名前は有名な大手だろうし、真面目に働けば社員に登用されて安泰だ! と希望に燃えるゆたかさんでした。甘かったねえ、MAXコーヒーより甘かった。
ちなみに時給710円スタートで、3ヶ月経てば初めての昇給で850円になります。
最初は原料処理へと回されることに。当時の部門長からは「ここはみんな大体半年以内に辞めてくんだよねー」と脅されましたが、作業自体は単純なもので、運ばれてきた段ボール入りの原料を金属探知機に通し、異常がなければそれらをキャリーに量って入れるだけ。
まあ原料にも色々あって、直火に通したり、ブラシにかけて骨を取り除いたりと、そのたびにベルトコンベアの組み合わせを変えたりしなくてはいけないから、慣れないうちはそれが大変なのです。ここの責任者がH本さんといって、これがまあ短気な方でして。自分の知ってることは人も知っとるじゃろ! くらいのやり方なんです。だから、初めての作業でもできなきゃイライラ。それでよくドツかれていたのが、特殊雇用枠のWさんだったのです。
目の前でいきなりWさんに掴みかかって、頭をドツいたりするのだから、こんなの見たらそりゃ辞めたくもなるでしょうね。幸いにも自分は一度も触れられたことすらなく、鰹節工場を去りましたが。恐らく、自分より強そうな相手には手を出さないって考えなんでしょうね。
こんな暴力は日常茶飯事だったんですが、ある日、Wさんが頭から血を流しながら廊下を歩いてて、翌日会社を休んだわけです。朝礼ではWさんの頭上にキャリーが落ちてきて流血に至ったと知らされ、その日からキャリーを六段積みから五段積みへと変更されたのですが、こんなのは無駄な変更ですよ。なぜって? 自分は見ちゃいませんが、H本さん(社員・59歳)がWさんを殴りすぎたのでしょう。その現場、不思議なことに誰も見ていないのですが、隣にドア一枚隔てて作業していた後輩は、怒鳴り声が聞こえてきたと言っていますし、何せ前科がありすぎちゃってまあ。
それでも会社からはお咎めなし。人類、皆丸~い友達ってことで。
つづーく。30回くらいやろう。