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昔の雀荘の話。トキワ荘ってあったんですよ

3月は土曜の休みが少ないので、生き急ぐように休みを楽しみます。





そんなわけで本日は、若い頃行った雀荘のお話シリーズ! 現在の松山はフリー雀荘なんてほとんど無くなっちゃったけど、昔はそりゃもうたくさんあったんですよ。その中でも変わったお店をご紹介。ちなみに現在は跡形もなく消滅~!


場所は松山市駅前、でゅえっとという大盛りパスタが名物のお店の近所に「常磐クラブ」がありました。2階が系列の食堂だったためか、そこの店員が料理を店内に運んできたりしてましたね。店員はおじいちゃんだったためか、牛歩戦術と見紛うような速度でじわりじわりとやってくるのです。1杯のお冷を運ぶのもそんな感じで。


さてそんな常磐クラブですが、ルールが一風変わってまして、当時ですら絶滅危惧種であったスポーツ麻雀というものでした。名前の由来は知らないけれど、簡単に言えば1人沈み(マルC)可能なブー麻雀といったところです。


点数は2000点持ちで、誰かが2000点浮いたらゲーム終了。えっ? そんじゃ一瞬で終わっちゃうじゃないって思いますよね。そこは場ゾロなしのアルシアール式で、アガリの最低点数が子120点、親240点となっているため意外と1局終了は無かったりするのです。ピンフのみだと120点、そこにリーチやドラを1枚つけても…ですね。





雀卓はちゃんと自動式でした。しかも配牌まで出てくるって、当時にしてはすごくなーい!? けどこれ、実はかなり旧式で、山が出てくる速度は当時の最新機種と較べれば格段に遅いんです。メーカーの気まぐれで、たまたま配牌も出るように作られた偶然の産物ってやつですね。


客付きは、大体いつも3卓くらい立っていた気がします。結構待たされる日もありましたね。客層はルールがルールだけに平均年齢高め。そりゃ麻雀で10点単位まで計算出来るのって、大概じいさんですってば。自分も常連の方に計算してもらってました。


常連客は、ブルドッグみたいな顔した自称ヤの人とか、現物を現場と言い、7ソーを珍棒と言ったりするおいさん、あとは大人しいおじいちゃん。いつもこの顔ぶれだった気がするような。相手は百戦錬磨のベテラン…というか自分自身がそんなに上手くないもんだから、全然勝てなかったなあ。





そんな店で負け続けてたらヤバいんじゃのいの? って思われそうですが、ここは比較的良心的なお店だったので、パチンコ打つより全然健康的に遊べたわけです。


まず店に入ったら3000円払ってカードを10枚購入します。これがゲーム終了時の精算カード。沈んで負ければ1枚払います。トップの人は買った分から1枚お店に払い、それが場代となります。どういう配分だったか忘れたけれど、一気に10枚いかれることは絶対にないゲーム性となっていました。





あとね、この店、当時から結構古いお店だったんです。外の世界ではWindows95だの脳天直撃セガサターンだの、小室ファミリーがまたミリオンってやってたのに、もうここだけ昭和って感じ。ドサ健とかいなくて良かった…。そんなお店でコーヒーを飲んだら、中に蛾が入っていたのはいい思い出…でしょうか。


今はもう、こういうお店は絶滅しちゃいましたね。寂しいものです。
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