【過去原稿】マイナー機に手を伸ばせ! 2004年
今宵の月は美しい。そういったわけで、思わずパチリと撮っちゃいました。

スマホのカメラだと豆粒どころかゴマ粒程度にしか捉えられなかったけれど、デジカメならば、ホラこの通り! カスタードクリームの味がしそうなお月様が撮れました。

こんな月が出るまで外をほっつき歩いていたため、ブログの更新がままなりませぬ。そういうわけで申し訳ありませんが、またもや過去の同人原稿を転載してお茶を濁しちゃいます。ちょうど10年ほど前の原稿なんですが、こんな機種もあったねーって懐かしんで頂ければ幸いであります。
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新年明けましておめでとうございます!さっそくですが、今回は「忘れ去られたマイナー機」について書き綴って参りましょう。一時話題にはなったけれど、パチ屋に出回るやいなや、あっという間に忘れ去られてしまった。そんな機種を、実戦を交えつつ紹介して行こうと思う次第です。今回は、サミーの4.5号機「ギャルズマジック」で…萌え尽きます!
「ドットの萌えスロ!ギャルマジ編」
機種のカテゴリーはAタイプのST+AT機で、ボーナスの放出はRT振り分け式です。通常モードだと0~192Gまでの放出はほぼ期待できず、設定差こそあれ約5割が896Gまで。残りが天井の1024Gまでに放出します。設定変更後は若干浅いRTの振り分けが行われますが、いずれにせよ、初当たりには結構な投資を強いられること必至です。他にはチェリー解除があり、中段チェリーは解除確定。4枚チェリーだと約30分の1で解除。純ハズレ解除には設定差が設けられており、設定1は約1300分の1、設定6だと600分の1で解除となっております。
ギャルマジのもう一つの目玉「キューイチャンス(以下:QC)」は、突入すると20G間ベルの押し順をナビしてくれます。純増枚数は約60枚と頼りない感じですが、コインを増やしつつRTを消化できるのですから、非常に便利な代物と言えましょう。QCの抽選契機は、ビッグ終了後及びスイカ成立時。スイカは殆ど期待できない上に単発が多いので、主な抽選契機はビッグと考えてもよろしいでしょう。ちなみにビッグを0パンさせると、QCがほぼ確定します。全て「7・スイカ・7」のビタハズシだと平均5連。赤7周辺の3コマハズシでパンクさせると、平均3連が期待できます。
説明を一通り読んだ時点では、かなり辛い機種だと思われたことでしょう。しかしご安心を。本機にはしっかりと天国モードなるものが存在し、これとQCを絡めることにより、魔法のような出玉曲線を表現するのです。条件は、ボーナス終了後100G間に再びボーナスを放出すること。またはプレミア級出現率のバケを引くこと。このモードが上手くループすれば、一撃数千枚も夢ではありません。ちなみにモード天井はビッグ終了後が256G、バケ終了後が128Gとなっております。

「AT引くまで帰りません!いよいよ実戦」
ああっ、また「まんなか~」を聞きたい…。2004年秋、ある日の僕は、無性にギャルマジが恋しくなっておりまして。けれどもネットで調べてみたところ、愛媛には設置店がない模様。こうなれば遠征しか御座いません。おそらくここから一番近い設置店であろう、広島は三原市へと飛びました。肝心のギャルマジは、設置台数たったの1台とあまりにも心細い状況でしたが、今更文句を言ってもいられません。早速実戦開始です。

すると投資2本目、来ました!…初演出が。「まほ~じん!…シュワン」すぐさま立ち消え。それだけですか!?たまに発展したと思えば「?」マーク。これはルーレット演出に発展するのですが、本機には演出用RTが存在せず、リールを止めた時点でリーチ目が出てないとそこで終わり。スイカ成立後以外は即ベットでも問題のない演出です。ちなみにスイカは、演出なしでも出現するので注意!
今やストック機に必要不可欠な前兆演出には、キューイというキャラが登場します。見た目はカワイイくせに、しっぽが凶器。こいつが4連(同一アクションは3連)すれば、ボーナスまたはQCですが、条件が非常に意地悪なのです。あくまでキッチリ連続しないといわけないわけで、途中他の演出を挟むと、その時点でアウト!場合によっては、かなりイライラを募らせてくれます。
ガセ演出を飽きるほど見た投資11本目。消灯2つでスイカを否定し、ひっそりと初ビッグです。意外と早く引けましたな。しかし、これで最後のビッグとなるやもしれません。ここは一期一会の精神で。意地でもQCを入れて見せます。受けてみよ!我が全霊のビタハズシを!…あえなく2回目のリプレイで失敗してしまいました。しかしビッグ終了後に異変が。2G目、リプレイたくさんナビ。これがなんと、ハズれました!ベットボタンに手をかけると…QCだーッ!

「左よ」「右だ!」「まんなかー」。まさか一発で入るとは、出来過ぎです。いや、これはきっと「わざわざ遠いところからありがとう。このオタク野郎め!」と、まんなかっ娘がくれたプレゼントに違いありません。しかし見せ場はそれだけあらず!QC7G目に逆押しナビがハズれ、止まるBGM。ボーナス及び天国モード確定です!マジカルだ…。やや興奮気味に再びQCを消化していると、何だかQCの連チャン数がやけに多いことに気付きます。数えてみると、7連もしていましたよ!物凄く薄いテーブルを引いてませんかこれ(設定1で約1.5%)!?

しかしG数は、7連目を消化した時点で159G。あれ?確かさっき天国モードが確定したはず。しかし256Gになっても放出の気配はなし。まさかストック切れ?最後の最後でこんなオチですか。これではさすがに打ち続けることができず、ここで実戦終了。けれどもQCは引けたし、ビタハズシ音が聞けたしで大満足でした。ありがとうギャルマジ。ありがとうまんなかっ娘。
(追記:後日、新居浜某店にも1台だけギャルマジの生存を確認。今回ムダ足ですか!?)

「申し訳程度の実戦データ」
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ライターを辞めた現在は勝つ立ち回りをしていないのですか? について。
今はパチンコやパチスロで食わなければいけないわけでもないので、勝つというよりも、負けないことに重きを置いてますね。たとえば以前ならば20スロと4パチオンリーだったのを、今は5や10スロメインで立ち回ってみたりとか。しかし低貸といえどもいい加減には打ちません。しっかりとデータを見極め、勝ちに繋がりそうな台を打つことにしています。…クラコレ以外は。
南浦和のベルシティは、自分が引っ越した頃にはもうアカン感じになってましたねえ。部屋から10分とかなり近い距離だったにも関わらず、全然通いませんでした。ベルといえば、実戦塾の最終回に川越ベルで打ったのですが、あすこは等価の割に回ってくれましたよ。もう何年も前の話だし、番組ロケの時だけかもしれませんが。
知識と技術があってもホールが優秀台を置いてこそ…について。
まさしくその通りですね。知識があれば優秀台を見つけられますし、技術があれば出玉を伸ばすことができますが、ホール側が勝てない台ばかりを置いていれば、それも宝の持ち腐れというやつで。回らない台でたまたま勝っても、それは見せかけの収支を得ただけで、期待収支はマイナスだと自分にパチンコを教えてくれた音楽家が言ってました。けど今の状況だと、運に任せて見せかけの収支を稼ぐのが精一杯なように思えます。ライター辞めたのも良い頃合だったかもしれません。
そういえば最近、某編集部の大先輩的存在である編集様にこのブログが見つかってしまいまして「赤パン、全然パチンコ打ってねえじゃん!」とツッコまれました。だ、大丈夫ですから。釘はちゃんと見られますし、パチンコの記事はまだちゃんと書けますよっ。
自然豊かな田舎があるって羨ましいについて。
向こう見ずな若者だった頃は、こんな田舎からはいつか出てってやるって思ってましたが、今ではすっかり愛媛大好きおじさんとなった赤パンです。関東はねえ、田舎者の自分には窮屈過ぎました。外に出ると、どこにでも人がいて、どこにも足を休ませる場所がない。埼玉で10年暮らし、そういった生活に疲れ果て、心を病み、逃げ帰ってきて今に至ります。やっぱり田舎が一番かもしれませんねえ。しかし都会でそういう生活をしなければそれにも気付くことはなかったでしょうから、この10年間は無駄ではなかったと思います。
ひとまず…都会の暮らしに疲れた方は、長い休みの際にでも田舎へ遊びにいきましょうっ。
てんてーにハイエナの方法を教えてあげてについて。
「リセットの少ない店で宵越し、宵宵越し狙いをせよ」とのことですね。しっかり伝えておきますっ。しかし彼はまず、AT機で心が折れた際にジャグへ逃げるのをやめろと言うのが先決ですねえ。20年間の立ち回りを一度リセットしないと「他機種で心折れる→ジャグ」のループが止まらないっす。まあ気長にコツコツ教えて行きます。

スマホのカメラだと豆粒どころかゴマ粒程度にしか捉えられなかったけれど、デジカメならば、ホラこの通り! カスタードクリームの味がしそうなお月様が撮れました。

こんな月が出るまで外をほっつき歩いていたため、ブログの更新がままなりませぬ。そういうわけで申し訳ありませんが、またもや過去の同人原稿を転載してお茶を濁しちゃいます。ちょうど10年ほど前の原稿なんですが、こんな機種もあったねーって懐かしんで頂ければ幸いであります。
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新年明けましておめでとうございます!さっそくですが、今回は「忘れ去られたマイナー機」について書き綴って参りましょう。一時話題にはなったけれど、パチ屋に出回るやいなや、あっという間に忘れ去られてしまった。そんな機種を、実戦を交えつつ紹介して行こうと思う次第です。今回は、サミーの4.5号機「ギャルズマジック」で…萌え尽きます!
「ドットの萌えスロ!ギャルマジ編」
機種のカテゴリーはAタイプのST+AT機で、ボーナスの放出はRT振り分け式です。通常モードだと0~192Gまでの放出はほぼ期待できず、設定差こそあれ約5割が896Gまで。残りが天井の1024Gまでに放出します。設定変更後は若干浅いRTの振り分けが行われますが、いずれにせよ、初当たりには結構な投資を強いられること必至です。他にはチェリー解除があり、中段チェリーは解除確定。4枚チェリーだと約30分の1で解除。純ハズレ解除には設定差が設けられており、設定1は約1300分の1、設定6だと600分の1で解除となっております。
ギャルマジのもう一つの目玉「キューイチャンス(以下:QC)」は、突入すると20G間ベルの押し順をナビしてくれます。純増枚数は約60枚と頼りない感じですが、コインを増やしつつRTを消化できるのですから、非常に便利な代物と言えましょう。QCの抽選契機は、ビッグ終了後及びスイカ成立時。スイカは殆ど期待できない上に単発が多いので、主な抽選契機はビッグと考えてもよろしいでしょう。ちなみにビッグを0パンさせると、QCがほぼ確定します。全て「7・スイカ・7」のビタハズシだと平均5連。赤7周辺の3コマハズシでパンクさせると、平均3連が期待できます。
説明を一通り読んだ時点では、かなり辛い機種だと思われたことでしょう。しかしご安心を。本機にはしっかりと天国モードなるものが存在し、これとQCを絡めることにより、魔法のような出玉曲線を表現するのです。条件は、ボーナス終了後100G間に再びボーナスを放出すること。またはプレミア級出現率のバケを引くこと。このモードが上手くループすれば、一撃数千枚も夢ではありません。ちなみにモード天井はビッグ終了後が256G、バケ終了後が128Gとなっております。

「AT引くまで帰りません!いよいよ実戦」
ああっ、また「まんなか~」を聞きたい…。2004年秋、ある日の僕は、無性にギャルマジが恋しくなっておりまして。けれどもネットで調べてみたところ、愛媛には設置店がない模様。こうなれば遠征しか御座いません。おそらくここから一番近い設置店であろう、広島は三原市へと飛びました。肝心のギャルマジは、設置台数たったの1台とあまりにも心細い状況でしたが、今更文句を言ってもいられません。早速実戦開始です。

すると投資2本目、来ました!…初演出が。「まほ~じん!…シュワン」すぐさま立ち消え。それだけですか!?たまに発展したと思えば「?」マーク。これはルーレット演出に発展するのですが、本機には演出用RTが存在せず、リールを止めた時点でリーチ目が出てないとそこで終わり。スイカ成立後以外は即ベットでも問題のない演出です。ちなみにスイカは、演出なしでも出現するので注意!
今やストック機に必要不可欠な前兆演出には、キューイというキャラが登場します。見た目はカワイイくせに、しっぽが凶器。こいつが4連(同一アクションは3連)すれば、ボーナスまたはQCですが、条件が非常に意地悪なのです。あくまでキッチリ連続しないといわけないわけで、途中他の演出を挟むと、その時点でアウト!場合によっては、かなりイライラを募らせてくれます。
ガセ演出を飽きるほど見た投資11本目。消灯2つでスイカを否定し、ひっそりと初ビッグです。意外と早く引けましたな。しかし、これで最後のビッグとなるやもしれません。ここは一期一会の精神で。意地でもQCを入れて見せます。受けてみよ!我が全霊のビタハズシを!…あえなく2回目のリプレイで失敗してしまいました。しかしビッグ終了後に異変が。2G目、リプレイたくさんナビ。これがなんと、ハズれました!ベットボタンに手をかけると…QCだーッ!

「左よ」「右だ!」「まんなかー」。まさか一発で入るとは、出来過ぎです。いや、これはきっと「わざわざ遠いところからありがとう。このオタク野郎め!」と、まんなかっ娘がくれたプレゼントに違いありません。しかし見せ場はそれだけあらず!QC7G目に逆押しナビがハズれ、止まるBGM。ボーナス及び天国モード確定です!マジカルだ…。やや興奮気味に再びQCを消化していると、何だかQCの連チャン数がやけに多いことに気付きます。数えてみると、7連もしていましたよ!物凄く薄いテーブルを引いてませんかこれ(設定1で約1.5%)!?

しかしG数は、7連目を消化した時点で159G。あれ?確かさっき天国モードが確定したはず。しかし256Gになっても放出の気配はなし。まさかストック切れ?最後の最後でこんなオチですか。これではさすがに打ち続けることができず、ここで実戦終了。けれどもQCは引けたし、ビタハズシ音が聞けたしで大満足でした。ありがとうギャルマジ。ありがとうまんなかっ娘。
(追記:後日、新居浜某店にも1台だけギャルマジの生存を確認。今回ムダ足ですか!?)

「申し訳程度の実戦データ」
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ライターを辞めた現在は勝つ立ち回りをしていないのですか? について。
今はパチンコやパチスロで食わなければいけないわけでもないので、勝つというよりも、負けないことに重きを置いてますね。たとえば以前ならば20スロと4パチオンリーだったのを、今は5や10スロメインで立ち回ってみたりとか。しかし低貸といえどもいい加減には打ちません。しっかりとデータを見極め、勝ちに繋がりそうな台を打つことにしています。…クラコレ以外は。
南浦和のベルシティは、自分が引っ越した頃にはもうアカン感じになってましたねえ。部屋から10分とかなり近い距離だったにも関わらず、全然通いませんでした。ベルといえば、実戦塾の最終回に川越ベルで打ったのですが、あすこは等価の割に回ってくれましたよ。もう何年も前の話だし、番組ロケの時だけかもしれませんが。
知識と技術があってもホールが優秀台を置いてこそ…について。
まさしくその通りですね。知識があれば優秀台を見つけられますし、技術があれば出玉を伸ばすことができますが、ホール側が勝てない台ばかりを置いていれば、それも宝の持ち腐れというやつで。回らない台でたまたま勝っても、それは見せかけの収支を得ただけで、期待収支はマイナスだと自分にパチンコを教えてくれた音楽家が言ってました。けど今の状況だと、運に任せて見せかけの収支を稼ぐのが精一杯なように思えます。ライター辞めたのも良い頃合だったかもしれません。
そういえば最近、某編集部の大先輩的存在である編集様にこのブログが見つかってしまいまして「赤パン、全然パチンコ打ってねえじゃん!」とツッコまれました。だ、大丈夫ですから。釘はちゃんと見られますし、パチンコの記事はまだちゃんと書けますよっ。
自然豊かな田舎があるって羨ましいについて。
向こう見ずな若者だった頃は、こんな田舎からはいつか出てってやるって思ってましたが、今ではすっかり愛媛大好きおじさんとなった赤パンです。関東はねえ、田舎者の自分には窮屈過ぎました。外に出ると、どこにでも人がいて、どこにも足を休ませる場所がない。埼玉で10年暮らし、そういった生活に疲れ果て、心を病み、逃げ帰ってきて今に至ります。やっぱり田舎が一番かもしれませんねえ。しかし都会でそういう生活をしなければそれにも気付くことはなかったでしょうから、この10年間は無駄ではなかったと思います。
ひとまず…都会の暮らしに疲れた方は、長い休みの際にでも田舎へ遊びにいきましょうっ。
てんてーにハイエナの方法を教えてあげてについて。
「リセットの少ない店で宵越し、宵宵越し狙いをせよ」とのことですね。しっかり伝えておきますっ。しかし彼はまず、AT機で心が折れた際にジャグへ逃げるのをやめろと言うのが先決ですねえ。20年間の立ち回りを一度リセットしないと「他機種で心折れる→ジャグ」のループが止まらないっす。まあ気長にコツコツ教えて行きます。
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